ままならない送り火。
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今日は8月16日。
お盆の「送り火」の日です。
高校生の時、半村良の短編小説を読んで〝焙烙(ほうろく)〟や〝麻木(おがら)〟という単語とその意味を覚えた少年にしあに。
だからといってアマゾンで〝焙烙の麻木セット〟を発注することもなく、いつもながらのグータラなお盆休みの余暇を過ごしていたのですが、皆さまの中に焙烙を用意して茄子や胡瓜に足をつけて、身近な死者を迎えて送った方がいらっしゃったら……私は迷わず尊敬します。
群馬の義母とそんな話をしてみたら、「ああ、田舎でも送り火なんてなやらないし、知らない人が多いよ~……だいいち、火を焚いたら通報されちゃうかもね~」だって……やあねぇ……。
……茄子はめんつゆにしちゃったし、胡瓜はトマトと一緒にサンドウィッチにして食っちゃったし……坊ちゃんカボチャに足をつけると「おい、ど~せだったら車輪をつけてシンデレラ風にしたらど~かいな?」と突っ込まれそうなお盆の終わり。
冷蔵庫の野菜室を覗きながら、ひとりでボケ突っ込みをする恒例の8月半ば……なんつ~か、そゆもんです。。。そゆもん。じゃないかい?
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昨日までんにゃんにゃやらかしていたシゴトがどうやら順調に進んでいるようなので油断していたら、エヴァが食べ残したウェットフードに「……あう!!」っつ~ほどのコバエがたかっていました。
……道理でエヴァが騒いでいたっけ……。
「んきゃ~! なんこれなんこれ!! ちっちゃくてすばしっこくてずうずうしくて……アタシの顔にたかるのよぉ!!! アンタ、アタシに虫を食えっつってんの?」
「……ごめんなさいごめんなさい。。。はいはいはい……」
と、エヴァに謝りつつ食べ残しが入った器ごと殺虫剤を噴射して、洗ってピカピカにして改めてご飯をあげたあと、近くに置いておいた「コバエトルトル」みたいなヤツにウイスキーを注いで置いてみたら、少し落ち着きました。
コバエってな、呑兵衛なんかいねぇ……(ФωФ)
長年、好きな夏の風物詩で嫌いだった〝コバエ〟と〝みょうが〟ですが、ほんの少し、コバエに親しみが湧いたにしあにだったのでした。
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[写真]午前中、通勤途中のハシモトセンセイと待ち合わせて一緒にチョンの間、横浜そごう八階に観に行った「生誕90周年記念 手塚治虫版画展」で嬉しがるにしあに。
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