ichikosha
「物語」の終盤を楽しまなくっちゃいけねぇ。
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んが～、事務シゴトめんどくせ～。。。おりゃ、絵だったらボールペンでも筆ペンでもサインペンでも鉛筆でもなんでも抵抗なく「あいよ～♪」っつって描くんだけど（劇団かに座の秋公演のポスターは筆ペンのようなサインペンで描きました）、創作でもなんでもない文字や数字をボールペンで書くのはホントに苦手だ……んふ～……せめて封筒に書く宛名とかをゆるゆるっとしたタッチのレタリングにしよかなぁ……なんつって、5年前に経理を亡くした８月決算のカイシャのシャチョーの尻をひっぱたいたりなだめすかしたりしつつ、イマイチ気が乗らないので、市ヶ谷の税理士イシカワセンセイからの催促が来たらその気になるかも……と、人生舐めている夏の終わりの恒例心理に悩んでいるにしあに。
……イシカワセンセイごめんなさい。今年も一広社は、まったくもーってくらい儲かっていません。。。(^◇^;)
あ、愛猫のエヴァが出てきた……「はいはいはい、おめぇのご飯くらいはいくらでも買って来るから心配しなさんな～ (^◇^;)」
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にしあにが「モジモジ日記」を書き始めたのは５年前。愛妻で相棒でデザイナーでイラストレーターで経理担当だったタデコが亡くなった年の夏でした。
以来、「おいおいおい、後を追って死んじまうんじゃないか？」「ちゃんと飯は食ってるか？」「おめ～、17㎏も痩せたって言うじゃない！ 奢ってやるから焼肉でも食いに行こうぜ！」「無理してシゴトしなくても良いんだぞ（そうはいくかい！ と思った）」「早くオンナ見つけて後添いを迎えたらいいのに」「とにかく逢いに行くから、一杯やろうぜ！」「おい、おめ～、ヤモメはモテるぞぉ！ 羨ましいやねぇ！！（マジか？）」「……オマエは生きてりゃわりかしおもしれぇんだから、死ぬなよ！」「言わなかったけど……タデさんは、オマエがデザインしたり絵を描いたりしてることをずっと自慢にしてたぞ……」等々々々々……同業者や同級生や親類や先輩や後輩や昔のイラストレーター仲間や業者さんや外部スタッフや長年お世話になっているクライアントの方々から、言葉やお花や線香や思いやりを頂きました。
……せっかく絶望してその気になっていたのに、死ねなくなったにしあに……。
「はいはいはい。今日はこんなもんこさえて食ってるよ♪ 生きてるよ～」
と、励ましてくれた皆さんに観せるために〝にしあにさん家の～○○〟を載せることが面白くなっていって、今に至るのでした。
26歳の時に、当時成功率がとても高いとは言えなかった心臓の手術を受けて運良く生き残ったにしあにさん。当時一緒に入院していた６人部屋の仲良しだった同僚は、みんな死んでしまいました……。
「未亡人になっちまう可能性が高いから、結婚はしない方が良いよ……」っつって、21歳から同棲していたタデコと結婚したのは、術後５年経って「あ、おりゃ、しばらく死なないかもね～♪」と感じた31歳のときでした。
なのに、あんにゃろうの方が先に死んでしまった……とんでもない喪失感をあじあわせてくれたタデコのことは……笑顔しか覚えていないので、今でも相棒だと思っています。ココロから面白い相棒だと感じたヤツの代わりはいません。
でも、新しい相棒に出逢うことは出来ます。
落語「死神」に出てくる蝋燭を分けてあげられなくて（正直に言うと１時間分だけ残して全部あげたかった……）生き残ってしまったにしあには、これから相棒を捜して……っつ～か、にしあにの仲間を見極めながら生きていくのです。
そろそろいいお年頃だかんね。根本的な価値観や笑いのツボを共有出来ない、いけ好かない輩は出来るだけ視界から消して、イエスマンじゃなくても良いから（っつ～か、おりゃ他人から教えて欲しいことはまだまだ沢山ある）、想像力のある、ほんの少しでも尊敬出来る仲間とだけプライベートでは仲良くしたいものだ……んま、みんなそっか…… ( ´艸｀)
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［写真］こないだ届いた夏の終わりのおちゃる（ФωФ）
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