にしあにの人生観。
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デザイナーになって三年目を迎えた21歳のときにタデコ(蓼沼多美江)に出逢って、「戸塚駅から深夜バスに乗って帰るのかったるいから、アンタの下宿に泊めてくれないかい?」なんつって、近くに神田川が流れる井の頭線・富士見ヶ丘駅近くの〝テーラー柴崎〟2階にあった、六畳一間の風呂なし下宿に転がり込んだにしあに。
以来、〝リアル神田川〟っぽく銭湯通いをしたり、ひとつのチャーシュー麺をふたりで分けて食べたりする「甘酸っぱい青春時代」を過ごしつつ、にしあにの心臓の手術や転職や何度かの引っ越しを経て、10年経って入籍したヘンテコ夫婦でした。
やいやい面白いやら苦しいやらでも考えようによっちゃやっぱり面白いやね~ (*´ω`*)な時間を過ごしていたら、勤め先の広告代理店が潰れてしまったため、弟を営業マンに迎えて35歳の時に独立して、今の「一広社」になったのでした。
最古の記憶が1歳半なにしあにです。わりかし沢山、思い出があります。
かれこれ六年前にタデコは50歳で急死してしまったけど、にしあにの骨組みをこしらえてくれたのは彼女でした。
26歳の時に大きい手術をして、死んじまう覚悟が出来ていた……入院中、剃髪していたため、多くのお年寄りが勘違いして拝みに現れていたっけ…… (^▽^;)
っつ~か、まさか同い年の相棒が先に死ぬとは考えたことがなかったので、大層混乱したものでした。
「……なんか、思ってたんと違う……」
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タデコが死んだあと、同級生のオー内くんに誘われて横浜で一杯やった帰り道、ふと「思えば、子どもの頃から考えてたんと違う。ってことばっかりだったじゃん! んふ~……そゆもんなんだねぇ……」と思いました。
人生行き当たりばったり。
タデコも好きだった漫画『深夜食堂』で目にしたフレーズです。
今ではにしあにの座右の銘になっています。
もうさ、今更性格や生き方や性癖や好みを変えることは不可能なお年頃なんだからさ。覚えたい新しい事柄に興味を持って学ぶ。ってことは大切にして、くだらねぇヤツや自身を侮辱するようなヤツと無理して会話を交わさなくっても好いんじゃないかい?
生意気な子どもやキチガイがオトナに教えられる得になることってのは、大目にみてもフルのワードの中の精々1/50位なんだもの。
ど~かすっと、もの言わぬ愛猫の表情や鳴き声から教わることの方がずっと多いんじゃないかい?
今日も、エヴァは大食いでよくしゃべって元気です(ФωФ)
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[写真]掃除してたら出てきた懐かし写真。
相棒だった営業マンの出口くんが淡路に帰ってしまって、しょうことなく営業 & 制作部長を務めていた八丁堀の小さな広告代理店時代の29歳のにしあに……となりにいるのは、変顔する当時の営業 & モデルだった鮫ちゃん。忘年会なのでみんな酔っ払ってる。今よかちょいとビジネスマン……っつ~か、チンピラっぽい (*´ω`*)
★アメーバ版モジモジ日記は
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