にしあにモジモジ日記 2020.0310(火)

「言葉」はヒトだけのもの。

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かれこれ6年くらい週に4~6回は電話をしている群馬の義母が、ここんとこすっかり耳が遠くなったらしく、何を言っても一方的に喋ってくるので「そうかいね~」「ふんふんふん」「ほえ~、ありゃまぁ」「あははははは」「それはそれは~」なんつって怒鳴り声にならない程度の大声の相づちに徹している昨今(大声は腹が減る)。

「携帯電話のボリュームを上げてもらうとか、ど~かしたら補聴器を付けた方がいいぞぉ」と言ってみても聴き取れないらしく、

「ああ、よく聞こえないから好き勝手に喋るから聴いといてくんないかい? アンタからの電話は楽しみなんだよ、ありがとね~。今晩は魚の煮付けがしょっぱくなっちゃってさ~。とりせんで天ぷら買ってきたんだけど冷蔵庫に放り込んで。あ、「そうそう、戸塚のお母さんは退院したんかい? 来月にゃお墓参りでそっちに行くからなんか美味しいもんをご馳走してくんないかい。テレビ点けてるんだけどなに言ってるんだかさっぱりわかりゃしない。あ、何か美味しそうなもんが写ってる。あ、そうそう、静岡のトリさんに電話したら、今は川崎にいるんだってさ~……etc.」

……女性は年齢に関係なく、一日二万語を喋らないと健康に暮らせない生き物なのだそうです。

片や男性は、自分の口から言葉を発しなくても女性の話を聴いているだけでわりかしノルマを達成できるものらしい。

群馬のお母さん、今日は天気が悪くて外を歩いてもくっちゃべる機会がなかったらしく、よく喋ってたなぁ (*´ω`*)

「ああ、も~、こっちゃ電話代も払ってないのに、このまま喋ってたら夜が明けちまうよ! んじゃ、これからお風呂を焚てなおして温まって寝るんさ~♪」

「おおう、元気におやすみ~♪」

「あ、今の声はよく聞こえたよ!」

……へいへい、よござんした (^^)

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あと5ヶ月で18歳になる愛猫・エヴァは、相変わらず六畳間の押し入れを拠点にして元気にしています。

ちょっと前まではお腹が空いたときしか話しかけてこなかったのに、今年になってからは意味もなく「にゃあ、にゃあ、にゃ~ん♪」っつって押し入れから話しかけてくる様になった気がします……ちょっと嬉しい (*´ω`*)

全国民を相手に生きていかねばならない代議士センセイと違って、市井のオッさんは身近に存在するニンゲンや動物たちを愛するために生きているものです。

「ひとりぼっち」のオッさんなんてな、巣のないコバエみたいなもんだかんね (ФωФ)

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[写真]昨日取材先の松戸の老舗酒店で、

〝バキューン!〟

「ぐっ! 馬鹿野郎……自慢のバーバリーに穴が空いちまったじゃねぇか……」

「あわわわわ! か、勘弁してくれ~!! ボスに逆らったお前が悪いんだぞぉ~!!!」

「……ちっ、逃げやがった……撃つんならちゃんと心臓か眉間を狙えって教えたじゃねぇか……んんん……腹が熱い……」

遠くの方からクリスマスソングが聞こえてくる。

「あ、雪だ……ふ、ホワイトクリスマスなんてなぁ何十年振りかなぁ……腹が冷めて丁度いいや……あ、そうだ、良いものがあった……ありがてぇや……あばよぉ……」

……というとき(店内をササキさんが撮影しているとき、〝気分は内藤陳〟になって、二秒で考えたシチュエーションっつ~か妄想)にコートの内ポケットから取りだして呑む最期の一杯に似合うスキットルボトル(中身はカナディアンウイスキー)を買ってきました。

んも~、欲しくなってしょうがなかったのだ ( ´艸`)

んふ~……なんかカッケ~ o(*^▽^*)o~♪

 

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