にしあにモジモジ日記 2020.0919(土)

立川志らく師匠を好きになった日。

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立て続けに急ぎのシゴトが入ってしまったため、ろくすっぽ寝られないというか、陽が昇ったら気絶して、昼頃に目覚めて、愛猫・エヴァにご飯をあげて、iMacの前のバランスボールに腰掛けてんにゃんにゃと制作する。

という日々を送っていたら、いつの間にか半年前から約束していた「うわ、ヘソくんと一緒に落語を聴きに行くのだ!」の日になっていたため、シャワーを浴びて〝銀座ブロッサム〟に行きました。

「立川志らく独演会」。

TBS-TV朝の顔であり、弟子に嫁を寝盗られがちらしいことで有名な志らく師匠。

同じ立川流だけど、「ガッテン!」や「ペヤング」「龍角散」で有名な兄弟子の志の輔師匠とは全くタイプが違う様に思える志らく師匠。

人情噺を語らせたら当代随一と言われている志らく師匠。

志の輔師匠は、群馬にある〝ながめ余興場〟で二度、東京で三度独演会を聴きに行ったことがあるけれど、志らく師匠を聴きに行くのは初めてでした。

……ここまで書いて、「聴きに行く」と「観に行く」のどっちが正しいのか判らなくなったデリケートなにしあに (ФωФ)

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さて志らく師匠。

仲入り前の噺の枕で語っていたとおり、ソーシャルディスタンスという呪文のお陰で1000人のキャパに500人しか入れられなかったことを残念がっていましたが、ヘソくんの隣は空席で……という風に一人置きに座っていたにしあには、その通りだと思いました(も~ちっと早く小池さんがTVでしゃべってたら一杯に出来たんだってさ……なんだかねぇ)。

笑って泣いてしんみりして、なぜか自身が反省する……さすがさすがの人情噺「柳田格之進」でした。

名人の噺ってのは、こんなに気持ちが良いものなんだねぇ。

ヘソくんも眼をキラキラさせながら「面白かったねぇ!」と言っていました。

田舎である〝ながめ〟の「志の輔独演会」は、前座~三味線芸~志の輔(仲入り)志の輔。で、幕が下りたあともう一度幕が上がってお客を送り出してくれました。

志らく師匠は、幕が下りたらすかさず放送が入ってお客を追い出しました。

エンタテインメントという概念の違いか、落語家ってのは客に媚びるもんじゃねぇのだ。という矜恃か、TVのシゴトが朝早いから。なのか、11時までに帰るよ。と嫁と約束していたのか……理由はどうでもいいんだけど、すっかり好きになってしまったため、噺を終えたあとあと2分くらいは志らく師匠の顔を観ていたかったにしあにだったのでした。

なにも恐れずにうんと個人的な落語⇄シャンソン的立ち位置で言うと、立川志の輔は杉田真理子。立川志らくはEURO。かも知れねぇ……と思った金曜の夕方だったのでした(あうう。誰かが怒るかも知れない)。

ヘソくん、誘ってくれてありがとう (*´ω`*)

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[写真]昨日もらってきたプログラム。

「エンタテインメントには、バッドエンドもあるべきだ……より悲惨な終わらせ方をさせていただきます」というような書いてありました。

けれど終わってみると、とても考えさせられる悲惨なエピソードを染みこませつつ、「まだきっと大丈夫」と思わせてくれる終わり方……名人ってのはこういうもんなんだな。と思ったにしあにだったのでした。

#立川志らく

 

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コメント: 3
  • #1

    デビル (木曜日, 24 9月 2020 21:05)

    次は立川談春を観に行くとよい。

  • #2

    にしあに (金曜日, 25 9月 2020 00:40)

    おおう! 赤めだか (*´ω`*)

  • #3

    にしあに (日曜日, 27 9月 2020 02:33)

    談春師匠は、年内、九州でしか落語を演らないんだ?