にしあにモジモジ日記 2021.0705(月)

痺れる漫画家がいたにしあにの青春時代。

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一昨日は旧友のヘソくんに誘われて、映画「夢幻紳士 人形地獄」の舞台挨拶付きの上映会を観に行きました。

中一の時、朝日ソノラマが発行していた「月刊マンガ少年」誌で初めて観たデビュー作(タイトルは覚えてないけど、Wikipediaでは「江帆波博士の診療室」とある)を読んで、「うわ! これスゲェ!! 筆描き? いや、そんだけじゃない。んふ~、世の中にはすんごい人がいるんだなぁ……「マンガ少年」……ますむらひろしさんと共に、手塚治虫の嫉妬を買いそうな作家がまた現れた…… (*´ω`*)」

当時、「月刊マンガ少年」と「月刊ガロ」を愛読していたデザイナーになりたかった中学生にとって、たむらしげる氏、鴨沢祐仁氏、ますむらひろし氏、高橋葉介氏はレジェンドでした。

なので、紀伊國屋書店のポスターを作るために阿佐ヶ谷にあったたむらしげるさんのご自宅に伺った時は、揚がっちゃって……夢心地だったっけ。

高校生の時に自分がやりたいことを示唆してくれた(逢ったことないけど)ラスボスの様な存在である永島慎二センセイの話をしてくれた時、「ああ、おりゃ、そっち側の人間になりたいなぁ……」という夢を観させたもらったものでした (*´ω`*)

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で、高橋センセイ原作の映画「夢幻紳士」。

にしあには評論家ではないので多くを語りませんが、監督の友達の劇団員でこしらえるんだったら、クラウドファンディングで無理矢理資金を集めて……とかの映画じゃなくて舞台で表現しても良かったんじゃないかいな。

映画「蒲田行進曲」だって、主演の風間杜夫さんが舞台臭すぎて苦労したという話は誰でも知っています(その後、メディアに併せて一流の役者にならてた)。

「た、た、た、大変だー!」

という台詞を、そのまま言っちゃいけねぇ……んま、満員御礼のお客さん達は気にしなかっただろうけどね~。まいっか。 (*´ω`*)

恐怖漫画、オカルト漫画、ど~かすっとスプラッター漫画を原作にしたものを実写版の映画にするのはギャンブルです。

原作に思い入れのある客がとんでもなく多いからね。

伊藤潤二氏や楳図かずお氏と違い、ペンタッチはおどろおどろしいけど、どこか愛嬌のある可愛らしいタッチで描かれている高橋葉介氏の作品を、「ホラー映画」にしたかったのか、「クスッと笑えるNEWシネマ」に仕上げたかったのか。

シビアな高橋葉介ファン(にしあにではない)がパート2を観たい! と思ってくれるといいんだけどな。と感じたものでした。

今日は、毎年恒例、蒲田の圓頓寺まで施餓鬼法要に行って来るだよん。

あう、愛猫・エヴァのご飯がまた空になりました。はいはいはいはい……(ФωФ)

[写真]「映画観たあと、昼呑みしようぜぇ!」というヘソ君の誘いに乗って、13時半頃から新宿の居酒屋で呑み始めたふたり(上に書いた様なことを肴に盛り上がった)。

久しぶりにゴキゲンになって、べろんべろんになって店を出たら未だ明るかったのでした ( ´艸`)

もう一枚は、久しぶりに観た、新作映画の舞台挨拶風景。

 

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