一広社の定期物作品
一広社が何年も定期的に続けている定期刊行物です。
コンタツ株式会社「コンタツだより」(1983年(当初は勤め人)〜)。
紀伊國屋書店「キノベス!」(2003年創刊〜)。
劇団かに座「ポスター&チラシ」(1982年(当初は高校生)〜)。
世界平和研究所「IIPS Quarterly」(2010年創刊〜)。
中央区都市整備公社「素敵にマンションライフ」
(2007年第9号〜2013年第32号・2016年第44号〜)。
全て一広社が愛してやまない作品達。一広社の様々なカラーが見られます。
「コンタツだより」
年3回発行される、酒類・食料品総合卸のコンタツ株式会社発行の酒販店向けPR誌。
全国各地の酒蔵や食品会社を紹介したり、都内近県の酒屋さんの今を伝えたり、お酒にちなんだエッセイがあったり、有名人のお酒にまつわる話を聞いたり、CM撮影の裏話をこっそり教えたり、お勧めの新製品を紹介したり、箱根小涌園の宿泊券が当たるクロスワードパズルがあったり、読者からのあたたかいお便りを紹介したり……酒販店以外の方にも読ませたい、面白い冊子です。
AD・D:西山久昭 P:市川成憲・佐々木強 I:永美ハルオ・菊峰志麻
「素敵にマンションライフ」
一般財団法人中央区都市整備公社まちづくり支援第一課が編集・発行する、分譲マンション管理情報誌(CD・AD・D:西山久昭)。
東京都中央区にある分譲マンション全てに配布される知恵袋的季刊誌。
毎回マンションライフに役立つ情報を提供しています。「裏表紙のスペースがもったいない」との理由で、にしあにが勝手に絵日記エッセイを書いています。
第9号から6年間やらさせていただいていただいたとき、残念ながらオトナの事情で一旦第32号で一広社版は終了してしまったのですが、強引な入札で後を引き継いだ〝安いから三年間やらせてみた〟というどこぞの田舎の印刷会社版の評判が〝アレ〟だっだため、「悪いけど元に戻してくれる?」というお言葉と共に2016年の第44号から戻って来ました。
AD・D:西山久昭 illustration:菊峰志麻 巻末エッセイ:にしあに
「キノベス!」
紀伊國屋書店の社員が選んだ「一年間で一番売りたいと思った本ベスト30」。
実は「本屋大賞」より前に始まった企画なのです。発案者は一広社独立前からお世話になっている紀伊國屋書店の美人才女N女史。
この冊子を見ると、ここ一年の〝美味しい本〟が走馬燈のように思い浮かぶ。という読書家の方も少なくないことでしょう。
選ばれた本の作家はもちろん、書店員という職業にステイタスを見いだすきっかけになった企画かも知れません。
「劇団かに座のポスター」
高校生(神奈川県立神奈川工業高校・産業デザイン科)の時、横浜駅東口にあったスカイ劇場で「四角関係」という作品を観て感動。「ここで役者をやってみたいぞ」と突っ走った少年ニシヤマは、プログラムの隅にあった「劇団員募集」の住所にハガキを送って学生服(当時紅顔の美少年だったにしあには詰め襟でした)で面接。そしてめでたく入団。
何年か稽古場に通ったものの、残念ながら〝大根〟だったことを思い知る結果に終わったのですが、ポスターは第52回公演「バス・ストップ」以来、ずっと描かせていただいています。
「IIPS Quarterly」
中曽根康弘元首相が会長を務める公益財団法人世界平和研究所が発行する、論文季刊誌。
論文というと、堅苦しくて難しくて取っつきにくい。というイメージを持たれる方が多いと思いますが……その通りです。
でも、覚悟を決めて読み込んでみると、今の日本とは、世界とは、という事がおぼろげに見えてくる気持ちになれる、素晴らしい冊子なんです。
ちなみに、私は自民党員ではありません。